校章
昭和9年10月1日、当時本校に奉職されていた川俣正夫先生(元教育長)の図案によるもので、チョウカイフスマと早蕨(さわらび)の取り合わせです。
チョウカイフスマは鳥海山だけに自生する高山植物であり、ナデシコ科に属します。高さはわずか10センタメートル位で、小さな白い5弁の花を咲かせます。地下茎が非常に発達しており、時には岩間にもぐりこんでも繁殖するといわれています。
チョウカイフスマは、忍耐と希望と理想を象徴し、早蕨(さわらび)は成長が速く、若き力.強さ・健康を表しています。
本校の児童もチョウカイフスマのように、困難に耐えて強くたくましく、そして早蕨(さわらび)のように、すぐすぐ育ってほしいという願いを込めて制定されました。
蕨岡小学校校歌
川村道淳 作詞
建部有典 作曲
一 天を支(さそ)うる 鳥海の
時じく雪を 仰ぎつつ
高く真白(ましろ)く わが魂(たま)を
学びの窓に 磨(みが)くなり
二 流れは清き 日向や
光輝(かがや)く 月の川
ゆたけきみず水に ゆあみして
うまず腕(かいな)を 鍛(きと)うなり